From Pink 1998年9月号
忙しすぎるのかものぐさなのか?
GAPの洋服の宅配サービス
全米にチェーン展開している有名カジュアル服ショップGapが、gap to goという洋服を宅配するサービスを開始した。雑誌の広告でこれを見つけたときは、単なる通信販売かと思ったけれど、良く見ると午前7時から午後7時までのオーダーで、1時間以内の配達が13ドル、午後7時から真夜中までのオーダーを、翌朝8時までに配達するのが13ドルなどと表示されていて、まるでピザのデリバリーのような感覚で洋服がオーダーできるようになっている。
メニューは4〜6週間ごとに替わり、Tシャツ、タンクトップなどのトップスが7点、ジーンズ、カーキなどのボトムスが6点、下着や靴下などのアクサリーが8点と、靴以外はひととおり揃う。
おもしろい! とは思ったが、誰がどんなシチュエーションで洋服をオーダーをするのかいろいろと想像してみても、いまいちピンとこない。しかし、宅配エリアがマンハッタンとハンプトンに限る、というのを知ってなるほどねと思った。
ハンプトンはマンハッタンからは車で3時間、ロングアイランドの東端にある、ちょっとハイソなリゾート&観光地。ここにサマーハウスを持っていたり、住んでいる有名人も多いそうだ。
平日はめいっぱい働いて、週末はハンプトンのサマーハウスで過ごすといったリッチで忙しいニューヨーカーが、洋服を買いに行く時間がないと利用する...と想像したけれども、gap to goはニューヨークでしか成り立たないなと苦笑。まあ、ピザのデリバリーだ思うとピンとこないが、すぐ届く通信販売だと思えばけっこう便利で合理的かもしれない。
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