ニューヨークの地下鉄といえば、切符代わりのコイン型“トークン”が思い浮かぶけれど、最近はMetroCardも定着してきている。
MetroCardは磁気テープがついたプラスチックのプリペイドカードで、乗車駅の改札、または、バスにある読み取り機にMetroCardを滑らせると、1.50ドルが減額される単純な仕組み。
単純ではあるけれど「ニューヨークだし、信用できない!(根拠なし)」と避けていたのだが、いざ使ってみると断然便利。
今春、いままでのブルーからイエローのMetroCard Goldなるものが登場。何が違うワケ? と疑問に思っていたら、独立記念日の7月4日から、待望の地下鉄とバス間のフリー・トランスファー(無料乗り換え)ができるようになり、バス間の乗り継ぎもチケットいらずになった。
MetroCardにはいろいろな人たちが注目している。出たがり市長のジュリアーニ氏は、フリー・トランスファー開始(ジュリアーニ行政のおかげではないのだが…)のラジオCMに登場。これは次期市長選挙運動になるのでは? と政治的な問題になった。
先日はハッカーのイベントで、MetroCardのコンピュータ・システムが検証され、偽造カードが作りにくいことがハッカーたちからコメントされた。これでセキュリティ面はお墨付きをもらったようなものだ。
スーパーで使えるようにする案や、テレフォンカードにもなるように電話会社と交渉中という報道もある。これらが現実になって、キャッシュレスな生活ができるようになると理想的だな。